2018.12.09 Sun.

リノベーション事例

腰掛の間

岡山市中区
緑に囲まれた閑静な場所に、小さな小屋

使っていなかった盆栽小屋を
茶事の待合としてリノベーション

荒々しかった既存の素材を生かし
新しい素材を添えることで
新たな価値が生まれ
止まっていた時間が動きだします

待合として、趣味を愉しむ場所として。

縦格子が印象的な外観
軒が深くて低い入口
特別な空間に入っていくような感覚をおぼえます

入口前の敷石や束石は以前からあったものを再利用
室内へと続くレンガ敷もそのままの素材です

お越しいただいたお客様に待つ時間もゆっくりして頂けるようにと
ご主人の趣味で集めた絵画や調度品を置き
目を楽しませてくれる優雅な空間になっています

時にはご主人だけの時間を
好きなものに囲まれて過ごす空間として

木製のガラス建具から見える庭
季節の移り変わりを楽しみながら
豊かな時間が流れていきます